有料老人ホームの費用
有料老人ホームを利用する際は、前もってどのぐらいの費用がかかり、自分がどのぐらいの費用を用意できるのか、きちんと計算しておく必要があります。
そして、急に病院に入院したりすることもありますので、ギリギリのお金で生活をするのではなく、余裕を持っておくことも大事です。
有料老人ホームに入居する際、まず最初にかかるのが「入居金」になります。
この入居金は、有料老人ホームを利用する権利になり、金額も老人ホームによって大きく異なります。
最近は、この入居金をなくしたり、減らしたりしている施設もあります。
このような施設の場合、月額利用料に上乗せして徴収していることが多くなっています。
また、入居金は一定の期間で償却されていきますが、それ以前に退去や死去した場合は、一定の金額が返済されます。
次に必要なものが、「月額利用料」になります。
これは、食費、光熱費、居住費、管理費などが含まれています。
おむつやその他の雑貨などが含まれている場合もありますし、別で実費で支払うこともあります。
これもホームによって異なりますので、事前に確認が必要になります。
介護保険を利用する人は、１割の「介護保険料」の自己負担金を支払わなければいけません。
これは、要介護の状態によって異なってきます。
入居する有料老人ホームが介護スタッフを増やしている場合、その分の人件費を上乗せして徴収する「上乗せ介護料」というものや、個別に介護サービスを利用している場合は、「個別契約サービス料」を支払う必要があります。
老人ホームを選ぶにはいろいろな条件、金額などをしっかりと把握し、各施設の比較をする必要があります。
まずは、そのためにも施設の資料を取り寄せられることをオススメします。
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